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スペイン語国際会議@アルゼンチン [その他]

アルゼンチンのブエノスアイレスで次のような国際会議がひらかれるそうです。今年はアルゼンチン独立200周年を記念して行われるようです。行ってみたいですが、今年は無理なので、残念です。

II JORNADAS INTERNACIONALES SOBRE LENGUA ESPAÑOLA

«El español de la Argentina en el Bicentenario»

30 de septiembre y 1 y 2 de octubre de 2010

Inauguración: Dr. Ignacio Bosque Muñoz
Ponente de la Nueva Gramática de la Lengua Española

Sede: Universidad de Belgrano - Auditorio Domingo Faustino Sarmiento
Zabala 1837 - Buenos Aires
República Argentina

fundlitterae@arnet.com.ar

www.fundlitterae.org.ar

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新春 [その他]

あけましておめでとうございます。

昨年末から飼い犬の体調が悪く、今年、初めて年賀状に犬の写真を入れました。
すると、いろんな方から「ミルキーはまだ元気でがんばってるんだ!」という反応をいただきました。
もう今年15歳の老犬なので、気にはなっていても「もしかしたら・・・」と思って、私に尋ねられなかった遠方の友人たちが多くいました。メキシコで飼い始めたので、メキシコ生まれ、その後、オランダに2年すんで、日本に来たので、犬ながら、3カ国で生活したことがあります。メキシコでは通りに住む犬たちが多くからまれることが多かったのですが、近所の黒い犬があるときからいつもボディガードのように付き添ってくれて、近寄ってくるほかの犬を威嚇してくれるようになり、オランダでは森の中をうさぎを追いかけて走り回って過ごしていましたが、東京に来てからは、リードにつながれ行儀よく散歩する生活になりました。犬ながら異文化社会を経験してきた兵です。

年末から年始にかけて、フィールドワークで知り合ったペルーの人たちからも連絡をもらいました。
中には、昨年の今頃知り合ったペルー人のMさん。腰を悪くして、仕事ができず、ビザの更新の心配もされていましたが、年末に連絡があり、それほど腰に負担にならない仕事もみつかり、無事に更新も終わったとのこと。

Iさんは、定年まであと5年働けると思っていたら、突如今年の誕生日で退職するように言われたとのこと。その先の生活をどうするか不安でいっぱいの年末年始だったそうです。

彼らの話を聞くと、「ドキッ」とします。私は、いつも電話をもらっても、話を聞くだけしか出来ません。
彼らのほうは、もちろん私に何かしてもらいたいというふうには思っていないようで、ただ話をスペイン語で日本人に聞いてもらいたい、それだけのような気がします。

今年は皆にとってどんな一年になるのでしょうか。
幸多き平和な年になりますように!
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トラコテの水 / El agua de Tlacote [メキシコ]

クリスマスも終わり、今年もあと残すところわずかとなりました。
2週間ほど前に我が家の老犬ミルキー(14歳・スタンダードダックス)がとうとう自力で立てなくなりました。
7歳のときに椎間板ヘルニアを発症して以来、時々後ろ足が麻痺して力が入らなくなることがあったのですが、そのたびにステロイドを獣医に処方してもらい、回復すればステロイドはやめて、月見草オイルが入ったサプリメントなどを与えていたのですが、とうとう、ステロイドを飲ませているのにもかかわらず、立ち上がれなくなりました。
獣医に相談にいくと、もうステロイドが効かないのなら、手術以外他には方法がないと言われたのですが、それと同時に、水素結合水を試してみないかといわれ、試してみることにしました(手術は高齢なのであまり勧められないとも言われたので)。水をのませたその日のうちに、よろよろとたち上がり始め、次の日にはしっかりトイレシーツまで歩いて用を足せるまでに回復[犬]
その後もなんとか自力で移動ができています。
今日、獣医にそれを報告したら、水素結合水というのは、いわゆる「奇跡の水」と呼ばれているもので、フランスのルルドの水や日本の日田の水が有名だとのこと。つまり、メキシコなら「トラコテの水」なんです!
獣医の説明によると、火山の近くで湧き出ている湧き水で、通常の水よりも水素が一つ多く結合している水だそうです。家に帰って早速インターネットを検索してみたら、やっぱり「トラコテの水」も同じ水素結合水のようです。活性水素が多く含まれているとのこと。そのため、様々な症状に有効に働くようで、現在臨床実験中で、点滴剤を開発中であるとのことでした。どのくらい実現可能性が含まれているのかわかりませんが、もしできたら、様々な症例に有効だとのこと。
少し話は昔にもどりますが、実はメキシコにいた94年に父の病状が悪化し、このトラコテの水が良いと聞いて、日本に一時帰国するときに、わざわざ同僚の中川先生が入手してもたせてくれたのでした。なので、今、ミルキーが飲んでいる水がトラコテの水と同じ成分らしいとわかり、何か不思議な気がしました。
さらに、今、スカイプでメキシコにいる友人にこの話しをしたら、トラコテの水が出た農場の主人が2004年にガンで亡くなってしまったとのこと。それ以降は、水を求めに行く人はほとんどいなくなってしまったと言っていました。
そのニュースが乗っている新聞記事がこちらです。スペイン語ですが、あちらの成分分析では、普通の飲料水と変わらないという結果が出たようです。
うーむ、よくわかりませんが、信じるものは救われる、の世界に足を踏み入れたのかな~。

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muntadas [翻訳研究]

Muntadasという人がOn Translation: The internet proyect というのをやっている。
「伝言ゲーム」のようにあるセンテンスを英語から日本語に、そして他の外国語に翻訳していくとどんどん変化していく、ということを実践で示すプロジェクトのようだ。まだ私自身、よくみていないが、たまたまご本人の講演会を通訳する機会があり、非常に興味深かったので、のせておきます。

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裁判員裁判傍聴 [法廷通訳]

先週と今週2回連続でスペイン語通訳要裁判員裁判を傍聴してきました。
通訳人は一人で、二週連続で裁判員裁判を担当されていて、負担はかなり大きいと思いますが、先週も今週も非常に正確で丁寧で、かつ、迅速な通訳をされていて、感動しました。
機械のように自動的にスペイン語から日本語へと情報の漏れなく変換されていく様にみえましたが、これは、日ごろからの通訳トレーニングの賜物で、高い通訳スキルを有する「匠の技」でした。
どちらも否認事件でしたので、一言一句の訳が重要になり、リスク管理の面からは二名体制で臨むのが理想だと思います。しかし、通訳を二名で担当するには、一人でやるのとは違う負担も出てきます。
訳語の統一をどうするのか、仕事の分担をどうするのか、お互い気心がしれた信頼関係のある同じレベルの二名の通訳でなければなかなかうまく機能しません。裁判員裁判を担当する可能性のある通訳者が今、最も懸念していることだと思います。
連日開廷で、長時間の通訳を一人でやるには、集中力をいかに維持するかが課題になりますが、日本語話者同士の会話でも聞き間違いによる誤解も生じれば、二通り異常の解釈が可能な発話もあります。裁判官、裁判員、検察官、弁護人、書記官が複数人数で対応しているのに、通訳人だけ一人でやっているのを見ると、通訳人が酷使されているようにみえてしまいました。
今週の事件は被告人が無罪主張をしていて、金曜日に判決です。

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インカのめざめ [ペルー]

たまたま北海道の物産を売っているお店で見つけました。
中が黄色いじゃがいもらしいです。まさにpapa amarillaかな?と期待してしまいますが、いかに・・・

20091023インカの目覚め.jpg

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医療通訳 [通訳]

今日は、知り合いのお子さんが入院している病院で通訳をしてきました。
担当医との面談の通訳でしたが、お医者さんがたっぷり時間をかけて、言葉を尽くして、説明をしてくださり、患者本人や親の不安や疑問に耳を傾け、受け止めながら面談を進めてくださいました。
耳元でウィスパリングをしながら通訳を進めましたが、通訳にも配慮して、発話と発話の間にたっぷりポーズをおいて話してくださったり、とても和やかで安心できる雰囲気で進められた面談でした。
知り合いに頼まれてボランティアで同行した通訳でしたので、立ち位置は明らかに知り合い側。
知り合いが聞き忘れている質問をリマインドしたり、知りあいが質問を始めるタイミングが、まだ医者の説明が全部終わっていない時だったので、それを伝えるなど、コミュニケーションの交通整理をしたり、明らかに黒子ではないフッティング。

ところで、医療通訳の現場で感じたことを綴られているMEDINT(医療通訳研究会)便りにとても印象に残る記事が書かれていました。「通訳の原動力は恐怖?」というタイトルの記事です。

医療通訳の現場の通訳さんたちの多くがこのような原動力に動かされているのではないかと拝察します。
これは、通訳という業務が職業であると同時に、職業としてではなく、倫理的、基本的な権利としてのコミュニケーション権を補償するということに密接にかかわる業務だからでしょう。
ただし、これは医療通訳者の善意に頼りきっている医療現場の状況が示されているのではないかと思います。

子どものころ親や同郷の人たちの通訳をしていたという中南米出身者へのインタビューでも、同じ言説がよく語られます。
「日本語とスペイン語ができる私たちが同郷の仲間の通訳をして、助けてあげるのは当然のこと」と考えて、できる限りのことをしてきたと。しかしそういう人のほとんどが、現在では「通訳・翻訳はもうやりたくない」と言っています。
通訳者個人の善意や使命感だけでは、個人が押しつぶされてしまう現状があるようです。









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『ドン・キホーテ』とラ・マンチャの男 [異文化コミュニケーション]

ドン・キホーテゆかりのラ・マンチャから来たスペイン人が来日の記念に『ドン・キホーテ』の邦訳本を買って帰りたいと本屋に行った時のエピソードを話してくれました。日本語はできないのですが、外国に行ったらその国の言葉に訳された『ドン・キホーテ』を買って帰ることにしているそうです。
東京で本屋に行き、店員さんに「ドン・キホーテ、ドン・キホーテ」と言ったら、「こちらです」と案内されたのでついていくと、店員さんは店の外に出て行くではありませんか。おかしいと思いながらもついていくと、ある店の前で店員さんが立ち止まり、その店を指さしたそうです。ディスカウントショップの「ドン・キホーテ」に案内されたそうです。その話を聞いて大爆笑しました。うそのような本当の話です。東京では「ドン・キホーテ」と聞いてまず思い浮かぶのはディスカウントショップの「ドン・キホーテ」のようですね。
ドン・キホーテ

ドン・キホーテ

  • 作者: セルバンテス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/10/18
  • メディア: 単行本



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セロ・ウワチパの久保山ルイスさんインタビュー [ペルー]

10月11日からNHKワールドのスペイン語放送で久保山ルイスさんのインタビューが放送されます。社会的なメッセージを伝える劇団セロ・ウワチパの話や、Asi es mi tierraというペルーの民族舞踊グループの話、日本のペルー出身労働者の置かれた状況についてなどの話題が聞けるのではないかと想像しています。







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いつものメンバー [通訳]

スペイン語圏の関係者が主催するパーティやレセプション、食事会などの通訳にいくと、よく一緒になるメンバーがいる。
同じ通訳仲間はさておき、面白いのが、給仕係の人たち、カメラマン、本国の新聞記者などである。
イベントのシーズンになると、異なる国の主催するイベントで二日や三日連続で一緒になることもあり、何度も出会っていると、「あら、また、一緒ですね」と親しみを感じるようになる。
このような場で複数の言語に通じているのは通訳者だけではない。
例えば、給仕係のチーフは英語、スペイン語、日本語ができるので、スペイン語圏関係者主催のイベントには非常に重宝されているようである。スペイン語しか話さないお客さんにはスペイン語で、日本人客には日本語で、欧米出身のお客さんには英語で、細やかな対応をしているのだ。
昨日も、この給仕係のチーフと一緒になった。依頼殺到の今月、非常にハードなスケジュールをこなしているそうである。

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