『翻訳理論の探求』(Exploring Translation Theories) [翻訳研究]
武田珂代子さんが翻訳された本で、まだ読んでいる途中ですが、翻訳文の日本語がとてもこなれていて、理解しやすく読みやすい本です。
「等価という概念を超えて翻訳を語ることは可能なのか」という問いかけを基盤に、今までの主に西洋における翻訳研究理論をパラダイム毎に対峙させ、その異なりや類似性、さらにはその背景にあるイデオロギーまで読者とともに考えていく姿勢を打ち出しています。
翻訳の実務家や通訳者にとっても、「翻訳・訳出」という自己の行為についてメタレベルから語ることができるようになる、つまり、エンパワメント可能になる、換言すれば、リスク管理の「用語」を獲得できるような知識が得られる本ではないかと思います。
「等価という概念を超えて翻訳を語ることは可能なのか」という問いかけを基盤に、今までの主に西洋における翻訳研究理論をパラダイム毎に対峙させ、その異なりや類似性、さらにはその背景にあるイデオロギーまで読者とともに考えていく姿勢を打ち出しています。
翻訳の実務家や通訳者にとっても、「翻訳・訳出」という自己の行為についてメタレベルから語ることができるようになる、つまり、エンパワメント可能になる、換言すれば、リスク管理の「用語」を獲得できるような知識が得られる本ではないかと思います。
2010-03-15 20:23
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